FC2ブログ

記事一覧

アネモネの献身 32

その探偵、恋は専門外につき-アネモネの献身-32 (最終話)ユノに返事をする。すなわちそれは、僕も告白すると言うことだ。「ど、どうしよう。」今更緊張で震える。「チャンミン。素直に気持ちを伝えればいいのよ。ユノくんも好きって言ってくれたんだから、チャンミンも勇気出して。」「な、何着て行けばいい?」「もう、バカね。あったかい格好していけばいいだけよ。」お母さん……。僕は自信がないんです。20年も言えなかった気持...

続きを読む

アネモネの献身 31

その探偵、恋は専門外につき-アネモネの献身-31息ができなかった。ユノの言葉を理解することに集中して、呼吸を忘れた。「いや、タイプとかそういうことじゃないな。」ユノは僕に視線を向けたまま、椅子から立ち上がった。僕の血液は全部顔に集まってしまったんじゃないかと思う。シウォンさんが持ってきたバラより、今、僕の顔は真っ赤だ。肺も心臓も酸素が枯渇した状態で、僕は目だけでユノの姿を追った。テーブルをぐるりと回っ...

続きを読む

アネモネの献身 30

その探偵、恋は専門外につき-アネモネの献身-30次の日、僕はバイト先のカフェに謝罪に行った。ユノは朝から用事があると留守にしていた。カフェでは何故かカイとテミンがエプロンを身につけて働いていた。「何故2人が!?」「臨時バイトとして手伝ってくれたんだ。助かったよ。おかげでクリスマスを乗り切れた。」店長がにこにこ顔で出てきた。「店長、ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。」「いやいや。災難だったね。犯罪...

続きを読む

アネモネの献身 29

その探偵、恋は専門外につき-アネモネの献身-29疲れがどっと出て、クリスマスは恋し懐かしい我が家のベッドで眠り明かした。安心できる場所でゴロゴロする幸せを噛み締めた。クリスマスらしいことなんて、何もなかった。さすがにケーキを作る元気もなく、ユノが買って来てくれたショートケーキを食べただけ。でも、この上なく幸せだった。「チャンミンごめん。プレゼント買う時間なくて。」「あ、そんなの気にしないでよ。僕もだか...

続きを読む

アネモネの献身 28

その探偵、恋は専門外につき-アネモネの献身-28ガラスが散乱する音と、何かが床に叩きつけられた音。そして、僕の大好きな人の声。「チャンミン!!!」ユノ。ユノ。ユノ!名前を呼びたいのに、ユノの声を聞いた途端に涙が溢れて、僕は声が出なかった。「チャンミン!どこだ!!!」ユノはやっぱり僕のヒーローだった。僕の窮地に駆けつけてくれる。銀縁メガネに押し倒されたままなのに、僕はもう安心していた。ユノがここに居る。...

続きを読む

プロフィール

コールドブリュー

Author:コールドブリュー
東方神起 ユノとチャンミンが大好き。
脳内妄想をこっそり綴っています。
ホミンのみ。

フリーエリア

スポンサーリンク