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続・祓い屋リノベーション 12

続・祓い屋リノベーション12赤坂見附から丸の内線に乗って新宿に来てみたものの、あまりの人の多さにチャンミンはお疲れモードだ。キュヒョンも諦めを口にする。「さすがにこの人混みでは匂いは分かりません。」「レイカさんの事務所にだけ寄ってみよう。マネージャーさんが気づいてないだけで居るかもしれない。」ビルの隙間に都庁が見え隠れする繁華街を歩いていると、キュヒョンが立ち止まった。都庁の手前の超高層ホテルを見て...

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続・祓い屋リノベーション 11

続・祓い屋リノベーション11「キュヒョンは呼んだら来たりしないわけ?」「幽霊は便利屋じゃないよ。」「不便だ……。」車で東方不動産を目指しながらため息をつく俺にチャンミンはふふっと笑った。「思うようにならないのが幽霊だよ。」「なんか、俺、見えるだけで分かってる気になってた。」俺の太ももに手を添えて、チャンミンは嬉しそうだ。「自信満々で対応してたもんね。」「そんなつもりはなかったんだけどな。」そう言えばチ...

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続・祓い屋リノベーション 10

続・祓い屋リノベーション10甘くとろける夜が明けて、キッチンのヒーターをつけた俺は、部屋が暖かくなるまでチャンミンにキスして過ごした。冬の朝でも、肌を密着させれば寒くない。寝ぼけて瞼を閉じたままでも、お互いに頬が緩んでいるのが分かる。チャンミンは甘えん坊だと思っていたけど、最近は俺の方がチャンミンに甘えたい。そばに居ないと嫌なんだ。国王だった時は、いつもどこかで自分の立場を意識していた。今の俺は、た...

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続・祓い屋リノベーション 9

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続・祓い屋リノベーション 8

続・祓い屋リノベーション8「チャンミン!?」寝室に飛び込んだ俺が目にしたのは、ベッドでシウォンに抱え込まれ頬擦りされているチャンミン。「シーウォーンー!!!」「んー、社長を呼び捨てにするな……。」寝ぼけ眼のシウォンはチャンミンの頬にキスしようと唇を寄せる。俺は身体中の血液が沸騰し、シウォンをベッドから担ぎ上げて、2メートルほど放り投げた。「ごふっ!」「わー!!!」ゴツンと岩が砕けるような鈍い衝撃音と、...

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続・祓い屋リノベーション 7

続・祓い屋リノベーション7外国人がやたらと多い広尾のスーパーでチーズと香辛料を選びながらキュヒョンの報告を聞いた。「家に居るとき、たまにスマホを見てニヤニヤしてます。」「キュヒョンは見てないだろうな?」「へへ。見ようと頑張ったんですけど、チャンミン1人の写真ばっかりでしたよ。」「チャンミン見てニヤニヤって……。まぁいい、動画じゃないなら……。」「24時間監視していたわけではないので、動画がないとは言えま...

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続・祓い屋リノベーション 6

続・祓い屋リノベーション6チャンミンと2人でクイーンホテルに到着すると、早速支配人に呼ばれた。「まさにクリスマスの奇跡ですよ!」興奮気味の支配人は、部屋の中を行ったり来たりせわしない。「昨夜レイカさんの元マネージャーさんから連絡があったんです。ジョイさんのコンサート開催場所を急遽探していると。」「あの歌姫のジョイさんですか?」「そうです!20年前に一世を風靡して、今でも人気の衰えない彼女が、突然クリス...

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続・祓い屋リノベーション 5

続・祓い屋リノベーション5夕方ホテルから戻った俺を待っていたのは、人気のない家。木々の奥にひっそりと佇む焦げ茶の壁と黒い瓦の家は、明かりもなく暗い。玄関の鍵は閉まっていた。俺が出掛けるとき施錠したまま。チャンミンはシウォンのところに行ったきりか。軋んだ木戸をもう一度開け、石畳を戻り、俺は東方不動産へ向かった。「あらユノくん!」ハナさんが喜んで駆け寄ってきた。「頭の怪我はもう大丈夫?最近たまにしか顔...

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続・祓い屋リノベーション 4

続・祓い屋リノベーション4チャンミンは挙動不審だ。寝ぼけ眼で俺にすり寄ったまでは良かったが、俺が目を開いて見つめた途端、「ひゃっ」と飛び起き、寝室の隅まで投げ飛ばされていた袴を掴んでバタバタと部屋を出ていった。朝食は大量に作られていた。いつもは美しい満月を描くはずの目玉焼きの黄身は全部割れている。「う……ぺっ……卵の殻入ってるぞ。」「あ、ごめん。」殻を吐き出そうとシンクの三角コーナーに目をやると、捨て...

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続・祓い屋リノベーション 3

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プロフィール

コールドブリュー

Author:コールドブリュー
東方神起 ユノとチャンミンが大好き。
脳内妄想をこっそり綴っています。
ホミンのみ。

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